築5年一戸建ての売却相場とは
築5年一戸建ての市場価値は?
築5年の一戸建ては、需要があるものの売りに出ている物件数は少なく、早期売却が見込めるなど、市場価値は高いといえます。
また売却価格の相場は、築5年だと新築時の70%程度の価値になっているのが一般的です。一戸建てに限らず、不動産は築年数が経過する毎に市場価値が下がります。築1〜5年で新築時より20〜30%の価値が下落し、築10年頃には40〜50%下落、築20年が経つ頃には価値がほぼゼロになると言われています。
例えば、4,000万円で購入した一戸建てであれば、築5年で2,800〜3,200万円程度の価値ということになります。
このことから考えても、築5年程度の築浅であれば売却価格は高い傾向にあり、周辺環境などの条件次第では、新築の価格と大して変わらない高値で売却できる可能性もあります。
築5年一戸建ての価値を上げるために
築5年の一戸建ては、建物や設備がまだ新しいため、修繕やリフォームを実施する必要がなく、買い手からするとすぐに入居できるのが魅力です。
ただし、いくら築浅だからといっても、敷地や室内の状況が悪いと売却価格にも悪影響を及ぼす可能性があります。不動産会社の査定時や、購入希望者の内覧時などには、家をキレイな状態にしておくのが基本です。間取りや広さは物件資料等で確認が取れますので、内覧では主に部屋の雰囲気や劣化具合を見たり、物件資料と相違がないかなどを確認しようとする方が多いです。できるだけ部屋を明るく・広く・清潔に見せることがポイントになります。
特に、キッチンやお風呂、洗面、トイレなどの水回りは、築5年でも水垢や錆が生じやすい部分ですので、しっかり掃除をしておきましょう。もし、自分で落としきれないような汚れがある場合には、ハウスクリーニングを検討するのもひとつです。
相場価格と売却価格の差異に注意
築5年の一戸建てを売却しようと思ったら、まずは相場がどのくらいなのか気になりますよね。不動産の相場価格とは、過去の売却実績などを参考に現時点で売れると予測される金額のことを指します。実際に売買された価格が基本になっているので、相場価格に近い金額で売却できることが多いですが、需要と供給のバランスで市場価格は日々変動しており、相場価格より安くなってしまう場合もあります。
また、売却する一戸建ての立地や広さなどの条件次第でも、相場価格と売却価格に差異が生じますので注意が必要です。
一戸建ての売却相場を知る方法
次は売却相場の知るための方法についてご紹介します。
売却を成功させるためには、正確な最新の情報を収集しておく必要があります。
ここでは、3つの調べ方をご紹介し、それぞれの特徴や使い方を説明します。
国土交通省「土地総合情報システム」を使う
国土交通省の土地総合情報システムは、土地の利用状況、所有者情報、地籍情報、地価情報、地図情報、都市計画情報など、様々なデータを一元管理し、提供しています。
売却相場を調べる上で信頼性の高い豊富なデータを得ることができ、サイトも視覚的にわかりやすいシステムです。その地域で取引された不動産の取引価格や面積、建築年などを確認することができます。
REINS(レインズ)を使う
REINS(レインズ)とは、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているネットワークシステムです。登録されている販売中の物件を検索したり、過去に売買された物件の情報など、リアルタイムで信頼性の高い情報を得ることができます。
市場全体の動向や取引の傾向を把握できるのがメリットです。ただし、不動産業者用のシステムなので一般の個人では利用することができません。個人で利用したい場合は、レインズの情報をもとにした個人向けサイト「REINS Market Information」を使うことができます。
不動産ポータルサイトの検索機能を使う
不動産ポータルサイトとは、SUUMO(スーモ)やathome(アットホーム)など、新築住宅や中古住宅、土地、マンションなど複数の物件情報を公開しているWEBサイトです。
実際に販売中の物件情報を閲覧することができ、エリアや価格など検索条件を細かく絞ることができます。築年数や面積なども含めて、類似したものを検索できれば、所有する一戸建ての相場価格目安を付けやすいでしょう。
一戸建てを高値で売却するためのポイント
適切な売却時期の判断
築5年の一戸建てを売るタイミングは、できるだけ高値で取引できそうな時期を狙いましょう。例えば、子供の進学や仕事の転勤時期などライフスタイルに変化が起きる1月〜3月、9月〜10月頃は、物件購入の需要が高く、高値でも買い手が現れる可能性が高くなります。ただし、1月や9月など売れる時期に売却をスタートすれば良いわけではないので注意が必要です。9月に売却するためには、6〜7月頃から査定を始めて不動産会社を選定し、8月頃から売り出しというのがスムーズな流れです。
ただし、不動産の売却は早期売却が基本です。上記時期以外に売却を決めた場合には、売れる時期を待たずに売却をスタートしましょう。
まったく異なる時期に売却を決めたのであれば、売れる時期は待たずに売却を開始しましょう。
売却価格の設定方法
売り出し価格は、スムーズな売却を実現するための特に重要なポイントです。不動産会社にアドバイスをもらいながら、相場に沿った適正価格で設定しましょう。購入希望者が現れると値下げ交渉になる場合も多いため、適正価格より少し高めに設定しておくのも良いでしょう。
ただし、一戸建ては所有しているだけで固定資産税などのコストがかかることはもちろん、築年数が経過すると価値が落ちるなど、早期の売却を目指すことが鉄則です。
売り出し価格が高すぎれば売れ残り、売却が長期化する懸念がありますし、安すぎれば損をしてしまいますよね。
買い手がつかず販売期間が長期化したら、結局値下げすることになりかねません。適切な売却額にするためには、査定額をもとに不動産会社と相談しながら考えましょう。
一戸建て売却の流れ
一戸建て売却の一般的な流れは、次の6つのステップです。
❶売却の下準備をする
売却前には、できるだけ一戸建ての掃除を行ったり、不要なものは処分しておくなど出来るだけきれいな状態にしておきましょう。一戸建てに関わる図面などの必要書類も忘れずに準備しておいてください。
❷価格査定を依頼する
まず、一戸建てがどのくらいの価格で売却できそうか、不動産会社の査定を受け、相場を把握しましょう。査定額は、物件の相場価格に明確な基準がないことや、査定の仕方でも異なるなど、不動産会社によって提示される金額が違う場合がほとんどです。1社だけでなく複数社に依頼し、査定価格や査定の根拠を比較することが大切です。
❸不動産会社を選定し、媒介契約を結ぶ
仲介を依頼する不動産会社を決める際は、提示された査定価格だけでなく、「こちらの意図を組んでくれるか」「信頼できるか」など不動産会社の対応力などにも注目しましょう。
依頼する不動産会社を決めたら、媒介契約を結びます。
❹不動産会社の販売活動
媒介契約を結んだ後は、売り出し価格を設定し、不動産情報サイトへの掲載や購入希望者への内覧対応など本格的な売却活動に入ります。
内覧は売却につながる可能性が高いものなので、事前に再度掃除するなど印象を良くする準備を整えておきましょう。
❺買主と条件交渉を行う
買主候補が購入を希望する場合は、「買付証明書(購入申込書)」が提出されます。その際に、販売価格よりも低い価格で購入したいという価格交渉や、引渡し時期を相談できないかなどの条件交渉になることがあります。その場合、買主候補の反応を教えてもらったり、不動産会社のアドバイスを受けながら、売却するかどうかの判断をしましょう。
❻売買契約を締結する
売主と買主候補の間で価格や引き渡し時期などの詳細な条件を取り決めし、不動産売買契約を締結します。買主がローンを利用して購入する場合、審査が通らなかったなどの理由で契約が白紙になる可能性がまだありますので、受け取ったは手付金はまだ使わないように注意してください。
❼決済と引渡しを行う
売買契約時に決めた日程で「残代金の授受」と「一戸建ての引渡し」を行います。
具体的には、買主から手付金以外の残代金を受領し、売主から買主へ一戸建ての所有権移転登記の手続きと鍵の引渡しをし、売却が完了します。
そのため、引渡し日までに家にある荷物等を撤去・処分したり、必要な書類を揃えるなどの準備が必要になりますので、あらかじめ不動産会社に確認しておきましょう。
売却期間は半年程度を目安に
一般的に売却にかかる期間は3ヶ月〜6ヶ月前後が目安ですが、一戸建ての築年数や条件、価格設定などによって異なります。売り出しから1週間程度で売却が決まることもあれば、成約まで1年以上かかることも少なくありません。
新しい住まいへの買い替え時期が決まっている場合には、余裕をもったスケジュールで早めに不動産会社へ相談しましょう。
弊社「S plus home(エスプラスホーム)」では、札幌や札幌近郊の不動産売却の仲介や買取
を行っています。一戸建ての売却についてもご相談や査定を無料で承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。